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HISTORY OF KORTRIJK LINEN コルトレイクリネンの歴史 後編

宗教戦争や政治によりヨーロッパ各国が栄枯盛衰を重ねる中、15世紀から16世紀にかけてリネン産業は継続的に高い生産性を持つフランダースが中心となり、中でもコルトレイクは特に高度な技術と高い品質が要求されるダマスク織で有名になりました。



19世紀には、綿の需要が高まった為、リネン産業が縮小されつつありましたが、コルトレイクはレイエ川のおかげで、より透明感のある質の高いフラックスを供給する町としてイギリスや各国から商人が買付けに来ました。


レイエ川は「Golden river」とも呼ばれており、フラックスの繊維を取り出すために川に浸ける工程(レッティング)において最適でした。

川にフラックスのわらを浸けることで繊維周辺のたんぱく質が腐りやすくなり、繊維が黄金色に輝くことからその名がつけられました。

その色や質感が、ブロンドの髪とよく似ているため、ブロンドの髪のことをフランス語で「Cheveux de Lin」(亜麻色の髪)と呼ぶようになりました。




その後、19世紀後半には、安い繊維はロシアから、質の高いものはフランダースから取引されるようになりました。

更に20世紀に入り、世界が軍備拡張のおり、強い繊維としてフラックスファイバーの需要が益々高まりました。

第2次世界大戦が終わり、化学繊維が台頭し始め急激にリネン産業は縮小することとなりましたが、その中でも何世紀にもわたりコルトレイクをリネン産業の中心地としてフランダース地方は生き残り、現在に至っています。



参考著書 

「Flax in Flanders throughout the centuries」 著者 Bert Dewilde



2013年7月に自宅を訪問した時(師匠88歳)。

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