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HISTORY OF KORTRIJK LINEN コルトレイクリネンの歴史 前編

5000年以上前とされる古代エジプトの王墓からリネンに包まれたミイラが発見されたことからリネンの起源はエジプトと思われていますが、実は、アジアの高地やコーカサスが起源で、そこからエジプトやヨーロッパに伝わったと考えられています。


(古代エジプトB.C.2700年頃 'Hetepheres' の王墓に描かれていたフラックス収穫の様子)



その後、フェニキア人が海上交易を担い、船のセールやテントにもエジプトの質の高いリネンを使用しヨーロッパ全体に広がっていきました。


ベルギーやオランダでも紀元前5000-3000年前とされるフラックスの種が発見されています。



また、ヨーロッパの各地でフラックスの繊維やリネン製造の器具が見つかっており、ベルギーでも紀元前800-600年と思われる最古の糸巻が見つかっています。


ローマ帝国の時代にジュリアスシーザーが、現在のベルギー地域周辺を制圧した紀元前57年頃記された書物の中には、「ベルギーはフラックスで覆われた土地で、気候や土壌がフラックスに最適であり、人々はリネンの美しい衣服をまとっていた」とされています。


また、言語学者の間では、BELGIUMと言う国名はCELTIC(ケルト語)でフラックスを意味する「BEL'CH」を起源とする説があります。


(フランダースの画家 Jan van der Straet (Bruges1523-Florence1605)が描いたフラックスをスカッチングする様子)



このように、古代より数世紀にわたりフラックスの栽培から発展し、リネンは主力産業としてこの地に広がりました。

主にイギリスやイタリアに需要があった時代にはフランダース以外にフランス、オランダ、ドイツが主なリネン生産国でした。

リネン製品としては、当時より、フランダース地方において、レースやナプキン、そして特にコルトレイクはテーブルリネンが有名だったそうです。





中世に入り1350年頃フランスの100年戦争(1337-1453)で近隣諸国が混乱の中、レイエ川の恩恵を受け、安定的にフラックスの供給ができるコルトレイク地域を中心に、リネン産業がフランダース地方に大きく集中的にシフトしました。


(フラックスを束ねて干す作業。コルトレイク独特の手法)


(レイエ川にフラックスを浸けてレッティングを行う様子)


(レイエ川から海外へフラックスを輸送する様子)


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